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あさイチで話題!グレーなハラスメントとは?実態やハラスメント対策も紹介!

2025年10月27日、あさイチでは「”グレー”なハラスメント!?あなたは大丈夫?不機嫌・ため息・・・」が特集されました。

番組では、独自調査や上司側や後輩サイドの意見で盛り上がりました。

相談した時の「ため息」や、ペンで音を出す行為も「グレーなハラスメント」。

この記事では「あさイチ ハラスメント」の特集の要点を踏まえつつ、ハラスメントで悩んでしまった時の選択肢を1つ紹介します。

  • 【キャスター】博多華丸・大吉、鈴木奈穂子
  • 【ゲスト】こがけん・犬山紙子
目次

【あさイチ】グレーなハラスメント?実態に迫る…!

こんな上司いない?自分はなってない?「ハラスメント行為」をチェック

まず番組では、「こんな上司いない?」と、ハラスメントの「よくあるシーン」を紹介。

  • 相談しようとしたら「はぁ~」と大きなため息
  • 大きな音でキーボードを叩いたりマウスを操作する
  • 自分の若い頃と引き合いに出す
  • 定時で終わらない業務量なのに残業させない

ため息をつかれると「あ、今ダメだった?」と気になるし、次に相談するタイミングを失いますよね。。

そういうつもりはなくても、タイピングの音で「怒ってる?」と思ってしまったり、「俺の若い頃は~」と言われても…。

これらの行為は「ハラスメント」かも?

次に番組は、ハラスメントの実態に迫っていきます。

最近増えている「グレーゾーン」のハラスメントとは…

番組が取材したのは「東京労働局 労働相談コーナー」の電話窓口。

実は今は、職場のハラスメントの相談件数は年々増え続けているそうなんです…!

過去3年で見ても、約1.4倍の8万件以上になっているんです…!

最近の相談の内容としては、分かりやすい形というよりも

  • 精神的な嫌がらせ
  • 威圧的な行動

が増えてきている、新しい形の「グレーゾーンのハラスメント」だそう。

「ささいなことも積み重なって、メンタル的にどんどんやられていく」というインタビュー意見もあり。

しかし上司側の意見としては

「強く言いすぎてしまって、後輩が「もうやめる」と帰ろうとしてしまった」

「今の若い人はなんでも「ハラスメント」って言う」と、立場が違えば意見も異なります…。

グレーなハラスメント行為、スタジオの意見は?

「ため息は、私もしてるときあると思う…」とゲストの犬山紙子さん。

シチュエーションもあるよね、と大吉さん。「そういうつもりじゃないのに」ってありますよ、ね。

「モラハラ的なニュアンスってことかもだけど、2020年頃はノールックは仕事できるアピールだった」いうこがけんさんの意見にスタジオは和やかに。

「今、昔と比べてました?」と、華丸さんのツッコミでスタジオはますます笑いの渦に。

ハラスメント上司の実態!番組アンケートの結果【あさイチ】

番組では40~60台の3名の方に集まってもらい、その悩みに密着します。

ハラスメントしていると感じる?

ハラスメントしていると感じる?という質問の回答は以下のように。

女性①
50代クミコさん
接客&調理 社員食堂勤務
男性
60代武井さん
建築系専門学校の講師
女性②
40代ゆきさん
マッサージ店勤務
ハラスメントをしていると感じる?

アンケートでは3人とも、どこか心当たりがあるとのこと。

50代の社員食堂の接客や調理をしている「クミコ」さんは、調理場では火を使い、重たい荷物を扱ってることもあり、大きな声で後輩を指導してしまうこともあるそう。

「危ないって思った時に、大きな声になったりきつい言い方になってしまう」と話されます。

建築系専門学校で講師をされている60代の「武井」さんは、30代の後輩講師への指導が「ハラスメントだったかも」と振り返ります。

取引先での接待のときに、お客さんそっちのけで談笑してたことを、翌日「社会人としての振る舞いがなっていない」と注意をした時のことを話されます。

「四の五の言わずにやれ、と言い過ぎたというのはあります。立場的に指示命令で強く言ったことはある」と反省気味に思い出されています。

会場では「若い子はちょっとあるとハラスメントってくくりつけちゃう。「なんだよこいつ」と思う」「なんでもハラスメントじゃないんだよ」という意見もあり、うんうんと、言う空気に。

マッサージ店勤務の40代「ゆき」さんは、一番のベテランで新人の教育係を任されています。

新人が接客のことを他の店員に注意されていたときに、ゆきさんが続けて普段から気になっていた勤務態度を指摘したところ、新人さんを泣かせてしまったそうです。

「強く言いすぎてしまった」「後輩がもうやめるとなって帰ろうとしてしまった」と反省。

「かぶせるのは良くないよね」「かぶせなければOK」と会場の意見もあり、

「自分も厳しく言われて仕事を覚えた経験もあるけど、言われるのも嫌だった」「優しく言える方法を考えないと」と話し合いながらしっかりと考えていきます。

「我々は叱られなれてるから、叱れば直ると思うけど、逆にやめちゃう」と、みなさん思うことは色々とあることが分かりました。

ハラスメントにならない心がけは?

「自分が思ってる社会的常識を知らない人って本当にいるから、1から教えてる」と、50代の社員食堂の接客や調理をしている「クミコ」さんは話します。

どうやら、基本的な挨拶ができなかったとのこと。

だから、ただ知らないだけで「教えてあげなくちゃだめ」と思うようにしているそうです。

「失礼な部下がいたら?」という番組からの質問に「気持ちはぶん殴ってる」と答えるマッサージ店勤務の40代「ゆき」さんに、会場は笑いにつつまれます。

けれど実際には、やさしくやんわりと伝えているってことでした。

みなさん、思う所はあっても、「ハラスメントにならないように」と気を使っていることが分かりました。

上司の立場を見たスタジオの意見

スタジオでは「注意と叱責の違いを意識しないといけない」「昔、マネージャーにはタメ口ではなしてたけど、敬語のが良いかもと試行錯誤中」と犬山紙子さん。

「個人的には飲み会とかで、グラスが空いてたら先輩に「何にしますか?」と聞いた方が良い先輩と、そうじゃない先輩がいる」「先輩に誘われた時に、この先輩はどっち?と困る」とこがけんさん。

博多華丸・大吉さんの年代の先輩が一番悩みどころだということで、「こんなん言われるとは…」と困る華丸さん。

大吉さんは「僕らからするとどっちでもいいことでも、後輩に圧をかけてるとは…」と驚いていました。

続いてこがけんさんは「先輩に挨拶してない後輩に、挨拶したほうがいいよって、今は言えない」と、先輩としての立場の意見も話されます。

「自分もそう注意をされて、怖かったけど良かった」「でも今はどう受け取った?と…」と鈴木奈穂子キャスターの意見もあり、「難しいよね」というスタジオの空気になりました。

ハラスメントか指導か?その線引きは本当に難しいですね。

グレーなハラスメントの被害の実態【あさイチ】

上司から精神的なチクチクを受けている

50代の「さゆり」さんは職場の上司の態度に悩んでいるそう。

「暴力を受けたり、言ってはいけないことを言われるのではなく、精神的にチクチクとやられている」とお話されます。

カスタマー対応の部署で週に2回働いていますが、その少ない出勤回数から周囲との差が出てしまっているとのこと。

50代の上司に相談をしても、「ここに載ってるから」とマニュアルをバンと突き詰められ、しかも分厚いマニュアルから探さねばならなかったり、段々と相談に乗ってくれなくなってしまったそう。

それどころか、部署内で何か問題があると、さゆりさんがいつも疑われるように…。

「出来ない人って完全に思われてる」「私がやったことじゃないことでも、私のせいになっている」そうで「つらい」と話されます。

次第に職場での無視や陰口を言われてるのではと感じるようになり、他の人は気づいてないので、誰にも相談できず悩んでしまっているそうです。お気の毒ですよね。

上司の「ある行動」で休職に…

教員として働く20代の「すみこ」さんは、上司の書類の確認をするたびにストレスを感じていました。

生徒のためにと思ってやっていることを、「なんでそんなことやるの?」「意味あるの?」と否定されたそう。

段々と提案なども緊張するように…。

追い打ちをかけたのは「ここが違うよね!」とペンで大きな音を立てながら指摘されたこと。

とにかく怖くて、「次何を言われるんだろう」と思う、失敗して落ち込む、怒られる、の負のループにハマってしまい、段々と体調を崩して休職することになってしまったそうです。

「ちょっとした積み重ねです。音を立てる、ため息をつく、大きな音でキーボードを打つ…」

この「ちょっとしたこと」がグレーゾーンのハラスメントで、積み重なっていって、メンタル的にやられていってしまうと指摘します。

スタジオの意見は

「1回のっていうよりも、積み重ねなんだ…」「その人との相性もね…」とスタジオはしんみり。

タレントは個人商店だから嫌な相手とは距離がとれるけど、会社員はチームだからね、と大吉さん。

「昔板前やってたけど、見て盗めって世界だったから、それはグレーなハラスメントになるのかも」とこがけんさんも意見をされます。

「職場に見方がいるかどうかも、乗り越えられるかどうかが決まる」「受け流し方も大事」「対話ができていることも大事」などの意見が出ました。

「グレーなハラスメント」専門家の意見【あさイチ】

弁護士さんの意見は「繰り返し」がポイント

次に、ハラスメントに詳しい専門家、向井蘭弁護士さんが解説をします。

まずは、パワーハラスメントの定義を確認。

  • 優越的な関係を背景とした言動
  • 業務上必要かつ相当な範囲を超えたもの
  • 労働者の就業環境が害されるもの

この3つが揃って「ハラスメント」とされていますが、必ず3つ揃うわけではないのが「グレー」と表現されます。

「マニュアルを突き付ける」「ボールペンで音を出す」は、「繰り返し行うとパワハラ」だそう。

パワハラは1つやったから、ではなく、繰り返し反復しているというのがポイントということです。

教授の意見:ハラスメントを無くすには…??

次に、職場のハラスメントの実態調査を行う、神奈川県立保健福祉大学大学院教授の、浅野香奈実先生が登場。

ハラスメントを減らすためには「インシビリティ」=礼儀を欠く行動が鍵となると教えてくれます。

♦4つの「インシビリティ」=礼儀を欠く行動

  • ムッとする
  • 挨拶をしない
  • 大きな音でドアを閉める
  • 会話時にスマホを見る

こういったことを減らしていくことが大事です。

典型的なのは、挨拶をしても無視する、判断を信用されない等が代表的なもの。

調査結果では、このような環境下にいると、心理的ストレス反応が出やすくなったり、バーンアウト(燃え尽き)が起こったり、生産性が低下することも分かっているとのこと。

マイルドなハラスメントであっても、職場でなくしていくことが望ましいですね。

放置してると職場の空気も悪くなるので、お互いに注意すると良さそうですよね。

「1対1での関係だけではなく、周りで見ている人にも影響がでます」という浅野香奈実先生の意見に、「他の人が怒鳴られてても、見ていると委縮する」とスタジオでも乾燥が出ました。

「ちゃん付けで呼ばれて…」の裁判に対する専門家の意見は?

ちゃん付けで呼ばれた裁判結果については「それだけではなく、性的な発言があったことがポイント」と向井蘭弁護士さん。

ニュースは見出しだけではなく、きちんと中身まで読まないと、と反省の空気が漂うスタジオ。

今では小学生や保育園でも「さん」付けであったり、時代は変わりました。

浅野香奈実先生によると「さん付け」も「インシビリティ」の1つとされているそうで、

「みんな「さん」付けなのに、自分だけ「ちゃん付け」などは、「ひとりだけ軽んじられている」となってしまうそう。

しーんとするスタジオに「みんなの時は「さん」なのに、2人になると「ちゃん」だと、違った意味で怖いよね」というこがけんさんの発言に、スタジオの空気が和みました。

番組視聴者からの投稿

仕事でミスをしたとき、上司の前に立たされ、長々と説教をされた(60代女性)

時間の長さやシチュエーションによるそうで、30分はアウトで、15分以内に収めるのが得策。

人前で叱るのはアウトで、今は人がいないところで…とアドバイスがありました。

髪切った?

髪切った?だけではなくて、その後に「失恋した?」などはダメ。そりゃそうですよね。

他の視聴者の意見としては、細かい上司がいると仕事が進まなくて…、ハラスメントととられそうでやりにくい、などの意見が寄せられました。

ハラスメントで訴えられないために

ハラスメントで訴えられないためには、褒めることに注目すると良い、とされていました。

ポジティブなフィードバックをすることで、言われる側も素直に受け取りやすくなります。

  • 褒める
  • 改善点
  • 期待・応援する

この順番で部下と接するようにしましょう。

ポジティブな意見は誰でも受け取りやすく、期待を込めてくれたり、応援されていると思えば信頼関係はぐっと深くなりますよ。

ハラスメントにあった時は…

もし、あなたが深くハラスメントで悩んでいるとしたら、転職を考えるのも1つの手段です。

仕事は探せばいくらでもあります。

ハラスメントにおびえる日々が続いているのなら、あなたを大切にしてくれて、守ってくれる環境を探すのも1つの選択肢です。

そんなあなたにおすすめなのが「アクシスコンサルティング」。

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